【リンキングリングの進歩と現在】
リンキングリングは不朽の名作ですが,長い歴史の間に進化しています。
TCC製リングは,お手頃価格でおすすめですが,あくまで入門用です。
=入門者が使い始めるのに「手頃な価格だが,最小限の機能」という意味です。
【入門用リングの弱点】
●常にリングのどこかを握っている...(怪しい)
●渡すの避けているリングがある...(怪しい)
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演技中,薄々気になっている観客もいます(大人なので指摘しなくとも)。
<2023年現在の進歩>
素晴らしいことに,これらの問題は, 用具進化により解決済みです。
電化製品が進化するのと同じく,リングも五十年以上たてば,同じではありません。
ずばり進歩しているのはGIR Ring,Melero Ringのいずれかです。
リング以外に別ギミックは一切使わず,リング(金輪)自体の改良です。
=入門用リングで覚えたテクニックも全て使えます。
↓以下は「入門用リングからの乗り換え」に役立つご案内です。
「キーリング不要だ」といって捨てた後,3本の連結・分離を見せています。
手渡しても開閉部などは存在しません。
これを知ったら,入門用リングでは満足できなくなります。
一度,公明正大に五指を広げれば,切れ目の疑念はなくなり,真に不思議だからです。
理想的には「GIR+Meleroの複合原理リング」があれば最高でしょう笑
※2023年現在,商品として存在しませんが,実は実現可能です。
<悩む方へ>
入門用との価格差は大きく,なかなか普及しない「唯一最大の理由」です。
ただし過去の進化を振り返っても,後戻りできません。
たとえば平成時代の「キー断面」はとがっていましたが,いまや丸めてあるのが普通でしょう。
TCCリングの宣材写真(キー断面が丸めてある)
断面が鋭利な「旧式リング」を使った方なら「練習中,手の肉を挟んでケガした経験」を思い出すでしょう...
おそらく,血豆ができてまで,節約しようとは思わないわけです。
GIRやMeleroは同じか,それ以上の改良功績です。
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リンキングリングを日常的に演じる方なら,「ミュージシャンにとっての楽器」とおなじです。
ぜひ誇りと自信をもって道具を選んで下さい♪