マジックには「相性の良い原理(現象)の組み合わせ」がいくつも存在し,複合原理(キメラ合体)と呼びます。
代表例は「消失」+「出現」=飛行でしょう。
(他には「 フォース+プロダクションボックス」,その対偶定理に「ピーク+マルチプルアウト」など後述)
さらにキメラ合体させる場合,"途中経過・予兆"が,良い探索ワードのひとつです。
上動画は,複合原理の入門を狙ったもので,「消失」+「飛行(途中経過)」+「出現」=大括りで飛行です。
ここでの"途中経過"は,ゾンビスカーフによる「移動場面の追加」を指します。
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★創作上,大切なのは,この具体例でなく「抽象的」に転用できることです。
そこで,練習問題を行ってみましょう。
【問題】
「コイン消失」そのものに"途中経過 or 予兆"を加えてみて下さい。
下動画は答例なので,即再生しないでください。
動画1番目は「部分的に消える」のが"途中経過"です。漸進(ぜんしん)現象の類です。
動画2番目は,出現や消失の"予兆"としての「白煙」です。パーティクル(微粒子)の一種です。
※煙の他,光・火・泡などもパーティクルです。
すなわち,メイン現象の「前兆」や「最中(プロセス)」を表現しようとすれば,自ず(おのず)からアイディアが沸いてくるでしょう。
(例えば「フォア エーセス」をシークレットアディションでなく,1枚ずつ多段階化)
ひるがえってゾンビスカーフは「具体例に過ぎない」と分かるでしょう。
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ただし「相性が良い」のが大前提です。
悪い例を示すなら,理屈もなく「赤い金魚の絵」が「青い金魚の絵」に変わって,その後に飛行しても,蛇足(余計)なだけです。
正直に言えば, 冒頭動画すら「絵が本物の金魚になる」(=具現化)も加わっていて,蛇足気味です。
=一般客にはリアリティ(脳内イメージ)が追いつきません。
"本物の金魚が「コップA」から「コップB」に飛行"くらいのリアリティ重視路線で,+ゾンビスカーフくらいの方が,再生数が伸びそう...というわけです苦笑
"脳内イメージが追いつかない"とは「枯れ葉がお札に変化(化ける)」しても,一般客は変化として味わいにくいのと同じです。
もっと極端な例では,「歯ブラシがお札に変化」しても,荒唐無稽すぎて,リアリティ(変化の真実味)を味わえないでしょう。
せいぜい「白紙が紙幣に変化」くらいが, 大衆向けです。
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このリアリティ問題については「マテリアル(下動画)」を分解整理すると,より深まります。
やや敷衍(ふえん)しすぎましたが,「複合原理(相性の良い組み合わせ)」がメイントピックでした。
他にいくつ思いつくでしょうか?
冒頭にピックアップした「ピーク+マルチプルアウト」であれば,盗み見の脱臭効果です。
その対偶的な定理として「フォース+プロダクションボックス」は,「即興で取り寄せている」ような自由自在(四次元)感を持たせます。
※この二つは「フリーチョイス 対 フォース」ですが,いずれも,どこから仕組まれていたのか?を錯乱するわけです。
この他にも「定理」のごとく無数に存在し,メンバーシップでも見つけられるでしょう。


























































