歴史上のマジシャン紹介(サーストン,オキト,カーディーニ)

 

執筆者がマジックを始めたのは2000年頃ですが,それから23年も経っているのは,恐ろしく感じます笑

 

今となっては「歴史上の伝説」になったマジシャンも,当然ながら20世紀には生きていて,肉眼対面した人々も多くいます。

 

ダイバーノン(Dai Vernon:1894-1992)の映像をご覧になった方は多いでしょうが,その他の伝説的な映像もYouTubeに出回るようになってきました。

 

この機会に3つご紹介します♪

 

 

【Howard Thurston(ハワード サーストン)1869-1936】

日本では「サーストンの三原則」に名を残すアメリカで活躍したマジシャンです。三原則の出所や広まりについては紆余曲折があり,ここでは割愛します。

 

8両もの車で移動マジックショーを興行していました。

 

 

【Okito(オキト)1875-1963】

オキトボックスの考案で名を残しているオランダ人マジシャンで,中国人風のキャラクターで活躍しました。

 

オランダの宮廷奇術師の一家に生まれましたが,少年時代に水泳事故で聴覚をほぼ失い,この芸風にたどり着きました。

 

実はTOKIO(トーキョー)をもじった芸名です。

 

 

【Cardini(カーディーニ):1895-1973】

ミリオンカード ファンプロダクションの確立者(発明に近い)として有名なイギリス人マジシャンで,米国でも活躍しました。

 

カード・シガレット・ボールなどのほぼスライハンドのみでアクトを構築しており,ステージマジシャンにとっては神棚に写真を飾りたいほどの功績者でしょう。

 

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