「エピローグ的」につなぐ演技構成

 

 

マジック創作が、他の芸術分野と肩を並べるための「理論シリーズ」です。

 

映画・漫画・音楽を引き合いに出しつつ、端的に説明します。

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さて、エピローグとは「後日談」のことです。

 

例えば、ゴジラ映画では、ラストに「お決まりのエピローグ」があります。

 

倒されたゴジラが「復活する予兆シーン」で終わるのです。

 

次作への期待感を煽りつつ、エピソード(ストーリー本編)を終えるわけです。

 

▼エンドロール後に、目を覚ますエピローグ場面

 

 

マジックに話を戻しましょう。

 

「次演目に絡む道具が登場する」

 

これが、伝わりやすい、エピローグの一手法です。

 

「物的なつなぎ」があれば,期待感が途切れません。

 

【例】

輪ゴムマジックの後、ケースに戻すとトランプに変わる

 

汎用スイッチボックス

 

 

トランプに変わった瞬間、「その物自体」で興味を引き継ぐ算段です。

 

▶︎客の集中力を持続させやすくなるでしょう。

 

※逆の話、「区切り」は「小休憩」できる一方、集中力を取り戻せないリスクがあります。

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エピローグ(後日談)は、メインの輪ゴムマジック」に付随する「小ネタ」です。

 

くどいですが「メイン演目でない(=後日談)」です。

 

 

 

演目間のエピローグは、マジックショー(あるいは7分のアクト全体)を「続きの気になる、つながった物語」に仕立てる方法の一つです。

 

(ここでは深入りしませんが、他にも、つなぎ方法はあります

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脈絡なく道具を取り替えるのは手軽(それでも成り立つ)ですが、ゴジラ映画と肩を並べて、胸を張れないでしょう。

 

あるいは、コンテストでは正直、失笑でしょう。

 

 

 

【漫画】

 

漫画家は、読者を離脱させない工夫として「メクリ」と「ヒキ」が基本です。

 

「メクリ」とは、見開きページの右上付近、目に飛びつくコマ(=興味を喚起)です。

 

「ヒキ」とは、左下の最後コマで「先を読み進めたくなるように意図」します。

 

 

ここで気づくのは、フラクタル構造です。

 

見開きページ左右ごとの「メクリとヒキ」だけでなく、各話ごとのアタマとオシリも同じ構成です。

 

つまり「ページ・第〜話・〜編・全巻完結」のようにミクロからマクロ視点まで、入れ子状に「メクリとヒキ」の構造があります。

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マジックバーとて、常連客をつかむには、ヒキ(=また来たい!)が必要でしょう。

 

 

 

【音楽】

 

⚫︎DJは曲をスムーズにつなぐため、BPM(曲のテンポ・タイミング)やキー(調)を合わせる専門家です。

 

⚫︎ディズニーシーのアトラクションも、シーン間BGMの「調(キー)」をうまく繋いでいます。

 

エンタメ領域を超えて、トランジション(つなぎ・移行)に心血を注いでいる姿です。

 

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